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実行委員長あいさつ(第22回)

公開日 2024年12月01日

更新日 2024年12月01日

第22回みたか市民活動・NPOフォーラム

実行委員長 米川 充

 

昨年2023年は、三鷹市市民協働センター開館20周年・NPO法人みたか市民協働ネットワーク設立15周年事業の開催により1回お休みとした「みたか市民活動・NPOフォーラム」。おかげさまで再び回を重ねることになりました。

市民有志による手作りイベントとして、協働センターの開館に2年先行してスタートしてから23年目となります。

 

第1回以来の年月に思いを馳せる中で、もう20年以上前に読んだ未来予測の本で目にした記述を思い出しました。

その書籍自体はすぐに古書店行きになる類のものでしたが、確かまえがきの中に「10年単位で歴史を見ると、過去の単純な延長に見えるが、20年単位で見ると、まったく違った世界になっている」というニュアンスの言葉がありました。

 

身近な例で考えると、10年前はすでにスマホがあり、今のライフスタイルと大きな差は感じられませんが、20年前はまだガラケーの時代であり、主要なSNSはどれもまだ登場していませんでした。

同じように、国際情勢や社会経済、そして身近な地域社会の様相や市民によるソーシャルな活動も、20年前と比べれば大きく変化しています。

 

このNPOフォーラムは、これまでの20余年、その年その年に合わせて、先達によってさまざまな開催形態が模索されてきました。

しかし、立ち上げから23年という時を経て、これからはさらに根本的なところで、意義やあり方そのものを刷新していく時期に入っています。

 

いわば、今回は回を重ねての第22回であるとともに、これからの三鷹の市民活動、地域のカタチを模索するための試行第1回でもあります。

参加者や出展者の皆さんが得た気づきや学び、そしてつながりを、次の20年につなげていきましょう。