公開日 2024年09月25日
更新日 2025年04月16日
~「好きなコト」「できるコト」「やりたいコト」×まちのデザイン~
自分の想いを実現しながら、まちに豊かさと幸せを生みだすアクションを応援するための「第7期三鷹『まち活』塾」が6月1日(土)から三鷹ネットワーク大学でスタート、全10回の講座に幅広い年齢層の受講生が集まりました。最終回は会場を三鷹市市民協働センターに移し、受講生がまちで実現させるための「まち活」プランの発表を行う最終委報告会を開催しました。また、修了式では受講生に修了証が授与され、今年度は19名の修了生が誕生しました。多彩な講師陣や三鷹で「まち活」を実践している方々の話、受講生同士に刺激された受講生のコメントをご紹介します。
【第1回】6/1 まちにかかわるイノベーター人材とは
講座初日、自己紹介後、講師の坂倉先生より、芝の家 芝のはらっぱや、世田谷区尾山台「おやまちプロジェクト」のお話を伺いました。後半のアイスブレイクでは、赤い糸でつながった人と共通項探しや、講師の話を聞いた感想・気づきの共有・全体シェアを行いました。
≪受講者の声≫
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自分がやりたいことをみつけて、関わる全ての人を笑顔にしたいです。
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「大事なのは仲間・つながり」という言葉が印象に残りました。
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先生のお話は実例もありイメージしやすかった。簡単ではないけれど。
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ほどよいつながり、共に作っていくに共感しました。
【第2回】6/15 市民活動を知る
協働センターの紹介からはじまり、グループワーク「この2週間であったよかったこと びっくりしたこと」をシェアし、まじめに楽しく活動している「まち活」実践者をご紹介しました。
活動団体のお話 パート1
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森屋 賢(JA東京むさし三鷹地区青壮年部)
- 苔口 昭一(まちなか農家)
活動団体のお話 パート2
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近藤 敬子(おむすびハウス)
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田邊健史さん(三鷹台駅周辺のまちづくりを考える会+CCC)
活動団体のお話 パート3
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生田清敏さん(三鷹大沢わさび復活プロジェクト)
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竹上恭子さん(井の頭一丁目町会)
≪受講者の声≫
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リーダーシップ「ではない」やり方がよいというのはとても新鮮。
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地域とはあったかい。自分も入れそう。
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自分が面白いと信じることは、きっと誰かも面白いと思うにちがいないと、信じよう。
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地域とは楽しいことをする場所
【第3回】6/29 自分にいいコト×地域にいいコトデザインしてみよう
「地域コミュニティ⇄地域の仕事・活動」による地域づくりなどを行う株式会社エンパブリックの広石拓司さんを講師にお迎えして地域での仲間の増やし方、つながり方、新しい仕事のつくり方などの話をお聞きした後、「未来への変化のデザイン」を考えました。受講者のお一人がお茶を振る舞うティータイムもありました。
≪受講者の声≫
- 他者と会話するから自分のことが分かるという言葉が響きました。
- コミュニティがどのように作られていくのか、仕組みを学ぶことができました。
- 「人の力を借りる・信じる=仲間を作る」を意識する。
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すごく勇気のでるワードをたくさんいただきました。
【第4回】7/6 まちとのかかわり方を考える 1
影山知明さんに、クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店を拠点とした活動や活動理念の紹介をうかがいました。 「第2回、第3回の講座」を聞いて感じたこともシェアしました。
≪受講者の声≫
- 実際に一歩を踏み出した方のお話しを聞けて大変価値のある時間だった。
- それぞれの活動の「始め方」を改めて知ることができて興味深かった。
- 自分が今モヤモヤしているところ(地域活動したいけど仕事が、とか子供がとか)で悩んでいるところがスッキリし勇気が出そう。
- まず行動することが大事、身近なところからとりあえず一歩前進していきたい。
【第5回】7/2 まちとのかかわり方を考える 2 コミュニティビジネス入門
コミュニティビジネスへの支援や実際にコミュニティビジネスを展開しているお二人の講師に、BABA labさいたま⼯房のモデル事例紹介や成功のコツなどを伺いました。
≪受講者の声≫
- 自分もボランティアではなく、やはりコミュニティビジネスでやってみたいと感じました。
- コミュニティビジネスの奥深さ、人のつながりの大切さを学びました。
- ニーズへの理解をアップデートしていく必要があるという言葉が印象に残りました。
【第6回】8/3 夢を実現する手作り名刺をつくろう
企業での人材育成部門の経験から複業フリーランス講師として活躍されている芦沢壮一さんを講師にお招きし、マルチステージ「ライフシフト」をご紹介いただきお話を聴きました。
≪受講者の声≫
- 短く話すことの大切さ。惹きつける名刺づくりにもつながると思った。
- 助走期間は長すぎない方がよいという言葉が印象に残りました。
- 具体的に名刺を作って、名乗るのは楽しかったです。
- 考えすぎるより見切り発車でアウトプットするのはありと考えたい。
【第7・9回】8/17・9/7 まちに飛び出すプランづくり1 、 2
NPO・市⺠活動・サークル運営者向けのサービスを多数提供するNPO法人CRファクトリーの呉 哲煥さんに、イベント運営に強くなる・楽しくなるイベントの企画・運営についてや、イベント集客や広報・PRでの課題を実例をまじえながらお話いただき、イベント企画設計の実際の⼿順を学びました。
≪受講者の声≫
- 自分の感じている課題意識、地域と展開していけたらよいなと思います。
- 企画の作り方の枠組みが知れてよかった。
- 企画をみなさんに話したら、あたたかい応援と提案をいただいた。企画をあたためていきたい。
- 「右脳で発案して最後は左脳で落とす」という言葉を心にとめておきたい。
【第8回】プランづくりワークショップ【台風のため9月14日に開催】
最終報告会に向けて、「まち活」プランのブラッシュアップをしました
≪受講者の声≫
- 人と話して自分をみつめる大切な時間となりました。
- 自立とは依存先を増やすことという言葉が印象に残りました。
- これまでのまとめを楽しくできました。
- みなさんの前向きな感想がきけて刺激になりました。
【第10回】9/21 最終報告会&クロージングパーティー
最終回の報告会は、市民協働センターで開催しました。受講生が最終報告を発表し、萩原なつ子さんの総評を伺いました。その後、19名の受講生に修了証が授与されました。歴代の修了生も駆けつけ、最後の交流会で賑やかな締めとなりました。
≪受講者の声≫
- 来るたびにワクワクして多くのことを考える機会がありました。
- 思っていた以上に充実して、楽しい3カ月でした。
- 人とまちに関わっていく道が見えてきました。
- 多様な講座構成は、歴史のなせる力。他市にも影響が伝わりますように。
- どの講座でも何かの気づきになると思いました。