公開日 2022年09月17日
更新日 2022年09月17日
「ペットロスを考える会@みたか」は2019年10月に立ち上げました。
私自身、カウンセラーでも、専門職でもない、一般市民です。
しかし、長年、様々な地域活動をしてきて思うことは、行政や専門職がいくら頑張っても、人々の心の苦しみは解決出来ないということでした。
やはり、もっと身近に、その苦しみを共感出来る、市民が寄り添うことが何より大切だと思っています。
人の心の苦しみは様々で、見えにくいものです。
社会、制度のはざまで誰にも打ち明けられず、様々な苦しみを抱えている人はとても多いと感じています。
その本当の苦しみは、同じ苦しみを抱える者にしか分からないと思います。
私自身、3年前、苦しいときも自分に寄り添ってくれた愛猫を亡くしました。
今でも引きずっています。逃げることはできません。それならば一緒に過ごした日々の意味を社会に向けて還元すべきだと思っています。
大切なペットが病気になり、仕事を休むことは、社会では理解されません。「たかがペットでしょ?」と言われ、心の行き場をなくします。
私は「ペットロスを考える会@みたか」を立ち上げました。
しかし、社会、制度の隙間に様々な人の苦しみがあります。
コロナ禍で、人とのつながりが途絶え、追い込まれる人もたくさん見てきました。
その苦しみは、どんな高度な知識を持っていても、わかる人にしかわかりません。
皆さんも、身近で、その苦しみに気づいたならば、出来る範囲でよいので、その人に寄りそってあげて欲しいと思います。
物質社会の中で、皆さん一人ひとりが、その気づいた苦しみに寄りそえれば、お金などかけなくても、世の中はもっと生きやすくなるはずです。
セーフティーネットは市民のお互い様の中でも作れるはずです。
誰か一人でも気づいてくれればよい、心さえ折れなければ、生きていけるはずです。
「ペットロスを考える会@みたか」はその小さな投げかけです。
ペットロスを考える会@みたか 運営者 戸内(とのうち)
開催案内
日時 毎月第1土曜日14時から15時30分(1月、5月を除く)
場所 三鷹市中原3-1-65 元気ひろば おれんじ 0422-76-5940
参加費等 無料、出入り自由ですので、いつでも気軽にお越しください。
内容 ペットロスに苦しむ人が気軽に駆け込める場所です。
苦しみを話すだけで、少しは楽になれるかもしれません。
今後は羊毛フェルトで亡くなった子の御姿を作ってみたり、骨壺カバーを作ったりのメニューも充実させていきます。
おいしいお茶とお菓子を用意してお待ちしています。