公開日 2019年08月08日
更新日 2019年12月24日
6月の15日・22日・29日に、第3回目~第5回目のまち活塾を開催しましたので、それぞれ次のとおり報告いたします。
<第3回 ファシリテーターになろう>
第3回では講師に株式会社エンパブリックの代表取締役の広石拓司さんをお迎えしました。前半は、人の潜在化している声・力を出せる環境を整え、多様な意見や参加者に関心を寄せることなど、ファシリテーターに大切な要素についてお話を伺った後、受講者同士のインタビューを実施し、相手が考えていることを引き出し理解するにはどうすればよいか考えました。
後半は、参加者に焦点を当てた場づくりの担い手であることがまちづくりで必要とされるファシリテーションというお話の後、実際にグループでファシリテーターを体験し、課題解決の話し合いの進め方を学びました。 ワークショップで実践することで、より理解でき、勉強になったと受講者から好評でした。
<第4回 まちとのかかわり方を考える[1] コミュニティビジネス入門~地域を変える働き方~>
第4回ではNPO法人コミュニティビジネスサポートセンター代表理事の永沢映さんをお迎えしました。社会変化に伴い、「コミュニティビジネス=地域課題や生活課題を解決する(地域貢献、社会貢献)をする仕事」のニーズは高まっています。今回は、永沢さんより4つの事例を紹介していただきながら、地域課題の発見から始まる起業手順、経営思考、収益源・カタチ・連携などの多様性など、コミュニティビジネスの成功のポイントをわかりやすく説明していただきました。
<第5回 まちとのかかわり方を考える[2]>
【①子育てでまちをプラスに】
第5回では、まず事例紹介として、出産、育児を経て、子育てが『まちの力』で豊かになる社会へ」というビジョンを掲げてNPO法人こまちプラスを設立された森祐美子さんをお迎えしました。「こまちぷらす」の事例からまちとの関わり方についてお話していただきました。手掛けた様々な事業の概要から「まちの関わり」ポイントを、「こまちぷらす」のこれまでの展開から「はじめ方」ポイントを学び、受講者もパワフルな森さんから刺激を受けているようでした。
【②働き方のReデザイン】
次に、スキルノート主宰の芦沢壮一さんをお迎えし、人生100年時代、貯蓄と社会保障のみでの暮らしは厳しくなり、働き方の境界がなくなる時代が来ています。そのような中で有意義に働き続けるために、複業(複数の本業)が注目されてきており、そのために必要な3つの要素(無形資産)や「働き方」のモデルなどについてお話を伺いました。後半では、自己分析をもとになりたい自分の名刺を作成し、名刺交換で自己PRや相手の情報収集など積極的に行いました。