公開日 2023年04月06日
更新日 2023年04月06日
三鷹市町会等地域自治組織活性化委事業
今年度「がんばる地域応援プロジェクト※」の助成を受けた5団体の発表会と交流会を開催しました。
コロナ禍で停滞を余儀なくされた町会自治会活動をいかにして再開していくのか、その思いや苦労、工夫した点、成果など、町会自治会活動のヒントになる事例が多くありました。
また、今年は感染症対策を配慮した上で3年ぶりに交流会(会場のみ)が復活し、発表団体同士や傍聴者、選考委員の先生方を交え、町会・自治会の皆さんが活動を再開するためのヒントなど会話が弾み、和やかに交流が行われました。
≪発表団体≫
①大沢宿町会 「1日夢広場2022」
大沢地区の3町会(大沢宿町会・大沢原町会・大沢下原町会)が協力し、地域内の2つの小学校(大沢台小・羽沢小)の野球チームの交流試合を中心に防災訓練や手作り縁日など盛りだくさんの参加型屋外イベントを開催しました。
開催までの過程で、近隣町会や地域内の多くの団体と協力関係がうまれ、今後の活動に向けた契機となりました。また久しぶりに地域の住民と町会の接点を持つことができました。
②井の頭一丁目町会 「あつまれ!いのいちキッズ」
町会が主体となって三鷹台児童公園を拠店に地域の方々と運営する多世代交流事業を実施し子どもたちを地域で育てる取り組みをしてきました。今年は子どもたちの学習支援や主体的な活動の場づくりにも挑戦し新たな一歩を踏み出しました。
子どもたちが学生や高齢者などいろいろな方と関わることができ、大人たちも子どもたちと過ごす時間が楽しく、双方にとってプラスになりました。また、企画運営してくれている若い保護者の皆さんの活動が、この事業を起点に広がっていき、町会にとってもプラスになりました。
③下連雀六丁目防災の会 「防災ひろばに煙ハウスがやって来る!」
下連雀六丁目防災公園を会場と市、三鷹消防署と協力して実施した煙ハウスの体験をメインに、三鷹市防災キャラクターの「じょじょまる」とのふれあいや焼き芋の販売などみんなで楽しめる企画がいっぱいのイベントを開催しました。
煙ハウスを体験し、地域住民に火災時の正しい行動を理解してもらうことができ、防災ひろばの使い方を周知することもできました。また、参加者同士で会話も生まれ、地域の中で顔見知りを増やすことができました。
④山中親交会 「3年ぶりの元気になろう盆踊り」
3年ぶりの盆踊りとなった今年は、コロナ禍でも安心して参加してもらえるように、例年は2夜連続で実施していたものを、一晩のみに変更して開催しました。盆踊りはもちろん、駄菓子のお店やビンゴ大会でも盛り上がり、老若男女問笑顔があふれ、地域の活気が戻りました。
想像以上に多くの方に来ていただき、最近引っ越してきた方向けの町会のアピールになりました。会場に椅子を設け高齢の方なども参加でき、久しぶりに会う方の近況も知り事ができました。また、盆踊り教室など、準備段階から会員同士が交流する機会を設けることができました。
⑤下連雀若葉会 「下連雀若葉会防災講座~災害に強いつながりを作ろう」
下連雀南浦地区公会堂を会場に、防災をテーマにした3つの講座を通じて会員同士のつながりを強めるためのイベントを開催しました。災害時にまずは自分の身を守るなどの講義、講師による防災料理のデモンストレーションなどの動画を撮影し公開しました。
防災士による講義で、防災時に大切な心構えを認識・共有することができ、3年ぶりに対面で集まったことで、会員同士のつながりをもう一度強め、実際に合って話すことの楽しさを再認識することができました。