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ご挨拶

NPO法⼈みたか市⺠協働ネットワーク代表理事 埴村 貴志

ようこそ、三鷹市市民協働センター ホームページへ︕

 三鷹市市民協働センターは、平成15(2003)年12月に開設されました。開設当初から公募市民を含めた企画運営委員会との連携を図り、「公設公営」から「公設協働運営」へと移行していくことを目指し、たくさんの議論の積み重ねを経て、平成20年10月には、企画運営委員会メンバーを中⼼に「特定⾮営利活動法⼈みたか市民協働ネットワーク」(以下「市民協働ネットワーク」という。)が設立されました。その後、市民協働ネットワークは、平成21年度より現在にいたるまで、三鷹市市民協働センターの指定管理者として三鷹市とパートナーシップ協定を結び、「参加と協働のまちづくり」を推進するためのさまざまな事業及び運営を行ってまいりました。市民協働センターは、三鷹市⾃治基本条例(平成18年4月施行)第32条第2項に規定される<多様な主体が情報を共有し、意見を交換し、積極的な参加及び意思形成が図られるよう、多様で開かれた場と機会>を提供することにより、参加と協働のまちづくりを推進することを目的に設置されている施設です。この目的を達成するため、当法人は、「協働のまちづくりの推進事業」、「市民活動支援事業」、「市民参加推進事業」、「市民活動及びまちづくりに関する情報の収集、及び提供事業」、「三鷹市市民協働センターの維持・管理・運営に関する事業」等を行っております。

 具体的には、新しい市民参加の⼿法として平成18(2006)年に自治体として初めて取り組んだ無作為抽出による市民討議会形式の「みたかまちづくりディスカッション」の運営や町会自治会等地域自治組織の活動を助成する「がんばる地域応援プロジェクト」の運営支援、三鷹市を含む市内7団体が協議会をつくり誕生した「みたかスペースあい」の運営、新たな人財の発掘を目的とする「三鷹『まち活』塾」の開催等々、三鷹市における「参加と協働」の拠点として確実に実績をあげてまいりました。

 また、令和3(2021)年に三鷹市が設置した、三鷹市基本構想の改正や第5次三鷹市基本計画の策定にむけた市民参加の取り組みである「市民参加でまちづくり協議会」通称マチコエ(参加市民約400名)への協力・支援についても、市民協働センターは大きな役割を果たし、令和5年7月には、参加市民から三鷹市への政策提案が提出されました。

 令和5(2023)年、市民協働ネットワークの役員改選が行われ、私は、三鷹のまちづくりを長年支えてくださった前代表理事より代表理事のバトンを受け取ることとなりました。副代表理事にも新しい人選が行われ、理事も長年の功績のある方々のご勇退とともに新しい理事もお迎えしています。

 また、三鷹市市民協働センター開設20周年・市民協働ネットワーク設立15周年という節目でした。この20年の間、3年にわたるコロナ禍も経て、市民活動団体の皆さまの活動にも大きな変化があり、まちづくりの在り様も変容してきていると感じております。そのような中、市民協働センターの在り方も大きく変化をしなければいけない状況が来ております。今求められている協働センターの在り方や変化を意識した事業展開を行っていきたいと思います。

 次の10年に向けては、市民協働センターの新たな役割について考え、取組みを始めています。本来の機能、つなぐ(協働)ささえる(支援)つむぎだす(参画)、この3つを基本に「協働」の要となり、存在感あるセンターを目指してどんどん外へ出ていくセンターとして活動していきます。

 本当に暮らしやすいまちづくりの実現は、市民だけではできませんし、行政だけでもできません。市民を含め、様々な⽴場の⼈・組織が出会い、情報を共有し、話し合い、⼒を合わせ行動し、その結果、新しいまちが出来上がっていきます。そのための拠点が、三鷹市市民協働センターです。
 21世紀の三鷹の協働のまちづくりに関⼼の高い皆様、そして共に活動をしてくださる皆様、創造性豊かにご一緒に、このまちを創り上げていきませんか。